お初にお目にかかりま、現北大クマ研代表(笑)のむらかみと申します。m(_ _)m 以後お見知りおきを。。
このブログの存在は前々から知ってたんですが、過去受けた情報の講義3つ全てを落としているという現状では如何ともし難く……

そんなことはどうでもいいですね。
徒然なるままに綴って参りましょう☆



え~、更新に(また)だいぶ間が空いてしまいました…が、
だた単に更新するのが面倒くさかった時間が無かっただけですので。
我々クマ研は人知れず細々と活動を続けておりました。

特に最近は冬季石狩調査と称して、毎週末に札幌近郊の山に入って木に残されたヒグマの爪痕などを探しています。
先週末にも調査を行ったのですが、自分は行ってないんで知りません。
それに関しては別に記事があげられると思うんで、そちらをご参照願います。


じゃお前はなんでコレ書いてんだ、と思われる諸兄もおられるかと思います。

いや、別に荒らしとかじゃなくてですね、
実は去る1月24日に高知市で日本クマネットワーク主催の「四国のツキノワグマ~絶滅のおそれのある地域個体群の回復とその未来~」というシンポジウムがありまして、そのお手伝いにはるばる四国まで行ってきたんですよ。

金曜の試験が始まってから空港に直行、羽田に飛んだあと東京駅から寝台特急と特急を乗り継いで計15時間!
…遠いぜ高知

シンポジウムの内容は題目通りで、絶滅の危機に瀕している四国のツキノワグマを将来にわたって維持していくためには一体どうしたらいいんでしょうか、という話です。

え!?四国にクマっているの??と驚く人もいるかもしれません。正直自分も最近まで知りませんでした…(汗)。
明治時代には広く四国全体に分布していたツキノワグマですが、他の絶滅危惧種の例に漏れず、開発による生息地の減少でその数を急激に減らしていきました。また林業が盛んな土地柄、木に傷を付ける害獣として駆除されることも多かったといいます。現在は高知県と徳島県の県境付近にわずか十数頭から多くても二,三十頭程度(!)しか生息していないらしく、そこまでくれば絶滅はもはや時間の問題では…と思ってしまうのですが、どうも昭和のはじめ頃から絶滅が噂されているということで、クマ研のように細々と生き残ってきたようです。

ですがそれで将来が安泰かといえば当然そういうわけでもなく、地元有志による保護活動にも限界があり、現状はなかなか厳しいようです。
当日はそれ以外にも他のツキノワグマ生息地における保護管理について興味深いお話を伺い、とても勉強になりました。面白いところでは既にクマが絶滅したと言われている九州で、周囲のバッシングにもめげずに自費でクマを探し続けている方の講演があり、聞いてるうちにまだ九州にはクマがいるような気がしてきましたよ…。それだけ熱い方でした。

全体を通して、やっぱりここにいる人たちは皆クマや自然が大好きで、それぞれ信念を持って研究をされている、というのが伝わってきました。
それだけ熱心になれることがあるって素晴らしいですよね。
自分も将来そう思えるような仕事がしたいものです。。


…なんか勝手に締めちゃいました。

いまだ自分らがなにしに行ったのか一行も触れていませんが、それも含めて後編で紹介しようと思います。
なお、後編は写真のupにも挑戦するつもりです。いつになるか分かりませんが。(笑)

では、そろそろ例会が始まりますので…ノシ

…まだ報告書がだせない

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