まんまるゼミ



皆さんはじめまして。クマ研1年目のFRGです。3年目のUNKさんに倣って名前を考えてみました。私は野生動物(特にカエルとクマ)が好きです。

さて、11/15~16に「まんまるゼミ」という野生動物系団体合同の勉強会&交流会に参加しました。今回はそれについての記事を書こうと思います。








まんまるゼミとは、道内で野生動物の調査をしているサークル、研究室の学生などが集まってお互いに活動紹介、研究発表などをし、その後お酒とともに親睦を深めるために開かれるものです。最近は北大クマ研、帯広畜産大ゼニガタアザラシ研究グループ(以下ゼニ研)、酪農学園大の野生動物生態研究会(以下野研)が持ち回りで毎年この時期に開催しているそうです。今年は主催が北大クマ研でした。 今回の参加団体は、北大クマ研、ゼニ研、野研、あと酪農大の佐藤先生の研究室の学生と、同じく酪農大の伊吾田先生の研究室の学生です。


スケジュールはこんな感じでした。

1日目 勉強会&懇親会

2日目 エクスカーション 


1日目 勉強会&懇親会

まずは勉強会から。勉強会ではそれぞれの団体が活動紹介、研究紹介をしました。 自分たちが行っている活動はもちろん楽しいから続けているんですけれど、発表を聞くとほかの団体も面白そうな活動をしてるな~と感じるのと同時に周りの意識の高さに自分たちももっとできるのではないかという気になりました。 こういう機会が増えてお互い切磋琢磨できるといいと思います!!

自分としてはほかの団体の活動にも来年は参加したいと思いました。 今回は活動紹介が多かったので来年は研究発表が増えてほしいですね~。 我々クマ研も来年は春夏の調査報告をしっかり行いたいと思います… フォーラムやこういったゼミに参加するとやっぱりまだよく分かってないことっていうのはいくらでもあるんだな~と思います。好奇心を掻き立てられました! 次に懇親会です。

まず参加者全員が自己紹介をし(これは長かった…)、その後各々話したい人と調査のことや発表のことなどを話していました。まあここに載せられないような先輩方の行動もちらほらありましたが、全体としては楽しい懇親会だったと思います。 ゼニ研を始めいつも話す機会のない人たちと話すことはとても楽しいです!普段クマ研の活動に興味を持ってくれる人はクマ研以外にあまりいないので、興味を持ってくれるととてもうれしいですし、調査や研究の話を聞く機会がそもそも少ないので貴重な経験でした!40~50人その場にいたわけですが、皆野生動物が好きなんだと思うと楽観的な自分は野生動物の将来も明るいのではないか!?と思ってしまいます(笑)。 多くの人は日付が変わるくらいまで話し続けていました。中には話し続けてほぼ寝ていない人も…?(筆:FRG)





2日目 エクスカーション 

エクスカーション 2日目のエクスカーションは大滝セミナーハウスから車で10分位の林道でおこないました。積雪深5cm位で、歩きやすくかつ動物の足跡がたくさん見れてとても充実していました! そしてなんとヒグマの足跡もあった!下見では痕跡が全くなかったのに。 ヒグマの足跡はスタート地点の前にあったのだが、車で移動する際に見逃してしまい(人の足跡だと思った‥・)、後続車の報告を受けるという粗相を犯してしまった。無念・・・。まあ、自分の失態はさておき、呑み会はビッグマン倒したし、ヒグマを筆頭に哺乳類の痕跡も一通り観察できたから、今年のエクスカーションは成功ということで良いのかな~。因みにまんまるゼミエクスカーションは最近幻となりつつあったイベントなのでジンクスを破れてよかった(笑)




反省点

今回まんまるゼミを主催して後悔したのは、開催場所の確保はもっと早くしましょう、ではなくて、もっと多くの団体を巻き込むべきだったな、ということ。個人的なつながりで誘った研究室が参加&発表してくれたけど、哺乳類を扱っている団体ってもっとたくさんある。ゼニケンや野研の人と旧交を温めるのが楽しくて忘れてしまうが、まんまるゼミは新しい交流を生む機会でもある。1年に1回しか集まらないからこそ、ゼミでは色々な団体が活動紹介や研究紹介をおこない、懇親会で親交を深めるべき。(一部は飲み狂いゲロゲロしてる)次のクマ研開催は3年後。僕の遺志は後輩に継いで欲しいな(笑) (筆:UNK)



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