2017 まんまるゼミ

こんにちは。そして、はじめまして。クマ研一年目の宇宙人です。タコじゃなくて灰色のほうです。年を越してしまいましたが、今回は11月の半ば、土日の2日間で行われたまんまるゼミについて書いていこうと思います。拙く長い文章ですが、ぜひ最後までお付き合いください。


そもそも、まんまるゼミとは何なのか?まんまるゼミとは、北海道で活動するmammal(哺乳類)に関わる様々な団体が集まって研究内容や活動内容を発表しあったり、親交を深めたりする会の事です。
今回の参加団体は、北大クマ研、帯広畜産大ゼニガタアザラシ研究グループ(以下ゼニ研)、酪農学園大の野生動物生態研究会(以下野研)、畜大えぞほね団(以下えぞほね団)でした。そして、今年は毎年持ち回りの主催がクマ研に回って来たのでした。


・土曜日
初日は、参加団体がそれぞれ活動内容や研究内容を発表するところから始まりました。その中で、我々クマ研は、春天塩調査、夏天塩調査、大雪調査について各隊長がパワポを用いて発表しました。それぞれの内容については、以前のブログを是非見て欲しいと思います。他の団体も様々な発表をしたのですが、その中でも特に惹かれたのはゼニ研の発表でした。同じ特定の野生動物を研究するサークル同士ではありますが、普段の活動はかなり違った事をなさっているようです。特に、地元の小学校での出張授業等、溜め込んだ物のアウトプットに関してはクマ研も学ぶ所があるのではないか、そう思いながら聞いていました。



夜は待ちに待った懇親会!自己紹介を一通りした後、いろんな方とおしゃべりしていました。同じ分野に興味を持ち、実際に活動をしている者同士、とても話が弾んだように思います。コミュ障過ぎて、飯屋で頼んだのと違う物が来ても、何も言わずそのまま食べてしまう僕ですが、無事に仲間が出来ました(*^^)v




・日曜日
日曜日は、北大クマ研によるエクスカーションが行われました。主に糞分析の体験、クマ撃退スプレー(クマスプ)に関するレクチャー等を行いましたが、やはり印象に残ったのはクマスプ発射体験会でした。今までクマスプの発射をした事も見た事も無かった僕ですが、発射の様子を見て、十分に危険性が分かりました。というか実害が及びました(苦笑)


今回のまんまるでは表面的にではありますが、他団体の持つ知識やノウハウに触れることができました。この一年、他大との関わりがあまり無かった僕にとって、それは刺激的な経験でした。この刺激的な経験を、刺激があった、というだけでなく、活かして多角的にものを見て活動していきたい、というのを僕の今年の抱負とさせていただき、締めたいと思います。まんまるなのに角ですんません。

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