2018 夏天塩調査



こんにちは。クマ研1年目のバンバンです。
1年目最長の9日間、夏天塩に参加しました。その感想をお届けします。





今回の調査は例年通りの最低個体数確認に加え、クマのアリ食痕の発見が目的でした。昔はアリ食痕が見つかったそうですが、近年は全く見つかっておりません。我々の注意不足なのか、クマがアリを食べなくなったのか...?何にしてもアリ食痕を見てみたい!


今年の夏天塩の特徴は「これは天塩でない」と先輩方が口々に言われるほど、スイカ割りなどのイベントが盛りだくさんで食事が豪華でした。いやー、美味しかったー

はな…び…?


また、社会人になられたクマ研OBの方々や外部参加のパワフル岐阜大クマ研の方々と踏査することが出来ました!普段の踏査とは一味違うメンバーと踏査し、話せたことはとても新鮮でした。これは長期休暇中にある夏天塩ならではの魅力だと思います。
貴重な体験ありがとうございました!来年も是非参加してくださいね!


生憎、天気に恵まれない日が多く、連日ストーブを焚いており「本当に夏なのか?」と感じざるを得ませんでした。本州は猛暑に関するニュースばかりなのに...日本って広いんですね。
一方で、春よりも数倍強靭になったササ、短い夏を謳歌しようと血気盛んなダニ、アブ、イラクサが多くのクマ研人を苦しめました。あと、エゾライチョウ。


結局、アリ食痕らしきものは見つかったようです。探せばあるのかな...?
見渡す限りのササの海やドブみたいな沢など帰りたくなるようなルートも多々ありましたが、それでも行きたくなる天塩。天塩の大地に込められた魔力に引き寄せられた夏でした。


最後に一言。来年の目標:Lになる。

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