札幌市民フォーラムに参加してきました!



こんにちは。皆様お久しぶりです。道産子なのにスキーが下手くそなクマ研1年目のhgmyです。

2月28日土曜日に参加した札幌市のヒグマフォーラム(ヒグマ講座)について書きたいと思います。内容は主にヒグマの市街地侵入に向けた対策についてでした。

 


 
発表者は長野県軽井沢町でツキノワグマの保護管理を行うNPO法人ピッキオの田中耕平さん、NPO法人Envitionの早稲田宏一さん、北海道総合研究センターの間野勉さん、酪農大の佐藤喜和さんでした。

まず初めは田中さんから軽井沢町でのツキノワグマとヒトの住み分けについて、町全体を3つの領域に分け各々に合ったクマへの対策、ベアドッグとの活動のお話がありました。

次に早稲田さん間野さんは札幌市におけるヒグマの目撃情報を元にヒグマの行動範囲などのお話がありました。

佐藤さんは浦幌を例に札幌市の特性を踏まえた今後のヒグマ対策についてお話がありました。実際に行ったヒグマ対策としてヒグマの移動経路となる河畔林の下草刈りの例などから市街地進入への対策についてのお話しが聞けました。
 
下草刈りは自分も参加した活動であり、自分がヒグマの市街地侵入対策にほんの少しでも貢献できたのかと考えると、とても貴重な経験だったなー!と思いました。

総合討論では1月に起きたヒグマによる人身事故についての新しい情報が間野さんより伝えられました。

今回は札幌市民に向けてのフォーラムであり札幌市のクマ情報について詳しく知ることができました。特に出没情報についてはヒグマに対する考え方の違いにより情報の受け取り方が違うこと、また寄せられる情報の真偽についてなどのお話などもありました。 出席者にはヒグマの糞や足跡のプリントされたファイルが貰えました。とてもうれしかったです(*^ ^*)
 

 
クマ研の最近の活動としては冬眠穴調査を行っています。ほぼ毎日札幌近郊の山々を歩いてます(^o^)

2・3月の活動風景が更新されました!こちらから見ることが出来ます。写真は今週の踏査風景です(読図を行うカザータ)
 
 
 

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