かなり久しぶりの投稿となってしまい申し訳ありません、ブログ担当のあほうがくぶです。
主に2020年度~2021年度の調査をまとめたものです。
このヒグマ通信ですが一般販売も行います。
送料込みで1冊 2000円です。
研究報告以外にも、コラムやクマ研人紹介など盛りだくさんです。
下記のフォームから7月2日(日)までお申し込みいただけるので、
ぜひご購入を検討いただけると幸いです。
申し込みフォーム https://forms.gle/MsL6xxUuuWWoxi2a9
ご質問等あればこちらまでご連絡ください hokudaikumaken@hotmail.co.jp
また過去のひぐま通信も一部公開しておりますので、こちらからご覧ください
→ 過去のヒグマ通信
今回のひぐま通信の内容
1, 2020年度大雪山高原温泉調査
高原温泉地域のヒグマの夏季の食性及びヒグマ同士の関わり
ヒグマは夏季に食べ物を求めて高山帯へ移動してきます。近年の気候変動で高山帯の植生が変化している中、ヒグマの食性も昔と変わっているかもしれないと考え、大雪山高原温泉で調査を行いました。また、高原温泉沼めぐり登山コースではヒグマを直接観察することが可能であることから、定点観測によるヒグマの行動を観察し、ヒグマの個体間相互作用を考察しました。
2, 2020年度夏季天塩調査
天塩研究林におけるヒグマの夏季食物選択性
クマ研では、ヒグマの夏季の食性について特定の食物に関する選好性の調査が行われていましたが、夏季に食べる物全体での選好性については調査されていませんでした。そこで、資源選択解析という手法を用いて選好性について調査しました。また、天塩研究林内のヒグマ個体数を推定するため、除去・投入法という手法を実施し、その有効性について考察しました。
3, 2021年度春天塩代替調査
エゾシカ生息密度推定方法である糞塊法のクマ研における精度向上と有効性の検討
近年、天塩研究林ではヒグマがエゾシカを餌として利用しており、これにはエゾシカ個体数の増加が関係すると言われています。このことから、クマ研では糞塊法という手法でエゾシカの個体数を推定して、エゾシカの個体数とヒグマのエゾシカ利用の関係を調べています。この調査では、その糞塊法の精度をいかに上げるかについて着目し、クマ研における糞塊法の有効性について考察を行いました。
4, コラム
2022下北サル調査 in佐井
2022年の年末に下北半島で行われたサルの調査に参加させていただいたときの報告です。
5, クマ研人紹介
クマ研のメンバー紹介。個性的なメンバーを個性的な文章でご紹介!
どうぞよろしくお願いいたします。
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