2015年大雪調査


おはようございます、こんにちは、こんばんは、初めまして、クマ研1年目のポンポコと申します。
今年も例によって大雪調査に行って参りました。



長文になるので詳細は省略させて頂きますが、今回の調査は近年大雪においてヒグマの目撃事例が減少傾向にあるという事実を踏まえ、どのような要因がその傾向と関連しているのか調べようというのが今回の主な目的でした。  
調査は8月上旬から約1ヶ月程、一週間単位で交代をしつつ御鉢平展望場からの定点観測を中心に行いました。
自分は第二週からだったのですが、調査開始から2日目でヒグマを発見することができました。山をのんびり歩いたり、一生懸命に何かを食べたりと愛らしい姿を見せてくれましたが、やはりその存在感や威厳は双眼鏡の向こうからでも十分にこちらに伝わってきました。
また、その二日後にはテント場からも見える凌雲岳で同固体と見られるヒグマを見ることができました。シーズンということもあって登山客で賑わっていたので、幸運にもその場に居合わせた人達は大いに盛り上がっていました。結局ヒグマを見ることが出来たのはその2回のみだったのですが、調査中にはナキウサギやエゾオコジョといった可愛らしい動物も見ることが出来ました。
感想
今まで高山に登ったことが無かった自分にとっては貴重な体験の連続でしたが、何よりも野生のヒグマを見ることができたのは嬉しい限りでした。来年以降の調査が今から楽しみです。ポンポコでした。


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