2015まんまるゼミ


まんまるゼミに参加して 



こんにちは。FRGです。カエルもクマも冬眠に入りましたが、私はレポートと細胞とにらめっこする日々を過ごしております。 



112829にまんまるゼミという野生動物系団体合同の勉強会&交流会がありました。今回はそのことついて書いていこうと思います。 







まず、まんまるゼミとは、道内で野生動物の研究や調査を行っているサークル、研究室のメンバーが集まり、研究紹介や活動紹介を行い交流を深めるというものです1年前のブログ参照 http://hokudaikumaken.blogspot.jp/2014/11/blog-post_27.html#more 筆者は…?ちなみに「まんまる」というのはかわいらしい雰囲気をもたらすためではなく英語で哺乳類を意味するmammalという言葉から来ています。 



今回は私たちクマ研、帯広畜産大学のゼニガタアザラシ研究グループ(以下ゼニ研)、えぞ骨団、自然探査会、酪農学園大学の野生動物生態研究会(以下野研)、同大学の野生動物生態学研究室と狩猟管理学研究室、また旭川教育大の研究室の方など総勢80名弱の方々が集まりました! 



1日目の勉強会と懇親会は滝野自然学園で行い、2日目のエクスカーションは野幌森林公園で行いました。 



1日目 勉強会&懇親会 



各団体が研究紹介、活動紹介を行いました。クマ研他団体との交流の機会が年に数回しかないので、他の団体がどういったことをしているのか知る機会はとても貴重でした。私を含め他のクマ研人も他団体の調査に参加したいと言っていたので、今後もっと交流する機会が増えればなと思いました。クマ研からはBOL、カザータ、私の3人が今年の天塩調査、大雪調査の報告をさせて頂きました。 





去年の私はただ発表を聞くだけでしたが、今年は発表者として夏の天塩調査報告をさせていただきました。見通しの甘さ故、かなり直前に焦って作った内容でしたが、人前で発表するというのは良い経験でした。発表をするというのは結果をまとめる上でモチベーションを高める一つの目標となりますし、クマ研以外の方からもアドバイスを頂けます。また単純にクマ研としてどういうこと(または目的で)やっているかを知ってもらえることがうれしかったです。と、ここまできれいごとを述べてきましたが、実際自分の発表を振り返りますと、自分でも完璧に分かっていない事柄を何とか形にした程度のものであり、皆さまを眠りへと誘ってしまったのでは、と反省しております。今後は会場を爆笑の渦に巻き込むよう洗練されたユーモアたっぷりの発表ができるよう精進いたします拙い発表をしておいて恐縮ですが、いずれクマ研として学会でも発表ができるようにしたいです。 



勉強会の後は恒例の懇親会がありました。私はすぐつぶれてしまい、あまり話せなくて残念だったのですが、後から聞いた話によるとクマ研人はクマ研らしいふるまい()をしていたらしく、ひとまず安心しました(ご迷惑をおかけしました)。ただせっかくの機会なのでもっと多くの方と話せればなと感じました。来年の目標は酒を飲んで2時間たっても起きていることです。 





2日目 エクスカーション 



懇親会で夜通し話し込んで寝ていない人もいる中、野幌森林公園にてエクスカーションを行いました。 

公園の林道を歩きながら野研の方に樹木や野鳥を教えていただきました。クマ研人でも自主的に勉強している人はいますが、その植物の生態などちょっと踏み込んだ知識は持ち合わせていなかったのでとても新鮮でした。また野幌森林公園はクマ研としてめったに行かない所なので、近くに野鳥や植物の勉強ができるよい場所があるとわかってよかったです。今後クマ研で勉強会を行う予定なのでそういった知識も含め、掘り下げていこうと思います。 

発表者のコメント!

学外で発表をするのが初めてだったのでとても不安でしたが、たぶん何とかなりました。僕は、調査で得られたデータを分散分析であったり、仮説検定であったりとどう扱うのか気になっていたのですが、そのような部分は全発表を通してあまり見られず少し残念でした。ただ、興味深い発表ばかりで、来年も時間があったら参加しようと思いました。 BOL









来年はゼニ研主催です。荒れそう。 



では失礼いたします。

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