2016 夏天塩調査



みなさん初めまして。クマ研1年目のイノシン酸です。



今回は自分が参加した夏天塩調査について書きます。









今年の調査は89日から24日にかけて行われました。


調査内容はヒグマが何を基準として採食を行っているのかについて調べるために、


食痕のあった場所の周りにあるフキやミズバショウなどの長さや太さ、葉の大きさを計測しました。


自分は春天塩に参加していなかったので初めての天塩でした。



背丈を優に超える笹を漕ぎまくり道無き道を地図とコンパスを頼りに歩く

という初めてのことに戸惑いましたが、じきに慣れました。



思い返せばたくさんのことを経験しました。資料の入ったカメラのデータを全消し。地図読み頑張ります!と言った翌日に地図を忘れる。貴重なクマ糞を踏みしめ、睡眠踏査まで行いました。およそ禁忌と呼ばれることをコンプリートしましたね僕ぁ!ハハッ!(自棄)

何枚も写真を撮ったにも関わらず、データを消してしまったエゾゼミ(写真はそれを哀れに思ったEND提供)


 それはともかく、初めての天塩は楽しい事ばかりでした。まだ新しいクマの足跡を見たり、しゃがんで沢を歩いたり。夜空は綺麗でしたし、クワガタもたくさん獲れました。
 





ヒグマの足跡



こちらは糞



今回のメインディッシュ、食痕




 来年は我を忘れると噂の沢泳ぎをしたり、何より自分のL認があるので地図読みを頑張っていこうと思います。地図を忘れないように。


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