JBN(Japan Bear Network)

こんにちは。クマ研1年目の素人です。ここでは去年の11月に参加したJBN(Japan Bear Network)のシンポジウムについて書きます。


 今回参加したシンポジウムのテーマは「たったの16頭!? 四国のツキノワグマを絶滅から救うために」でした。


恥ずかしながら、私は四国のツキノワグマの現状を知らなかったので、とても良い勉強になりました。やはり、人との軋轢がある野生動物を保全するのはなかなか難しいようですね。とくにツキノワグマのような大型の野生動物は人の命を脅かす存在にもなりうるので、地域に住んでいる人々の理解を得るのは、一筋縄では行かず、行政からのアプローチも必要になるとのことでした。


ここからは素人による個人的な感想になりますが、この地域個体群の絶滅によって周辺地域の環境に何らかの異常が出る可能性を踏まえても、地域に住んでいる人々に保全を完全に理解してもらうのは、今回発表して下さった方々が思う以上に難しいと思います。生意気なことを書きましたが、事態が良い方向に進むことを願っています。JBNのシンポジウムに関する報告は以上です。

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