2025 下北半島ニホンザル調査

 初めましてクマ研1年目のギムヨサコイと申します。

1224~28日までの日程で、下北半島でのニホンザル調査に行ってきました。

調査に行くまで私は知らなかったのですが、下北半島のサルはヒト以外の霊長類として最も北に住んでいることから、その生息地と共に国の天然記念物に指定されています。

 

調査は群れの個体数把握を主な目的とし、発信器を用いたテレメトリー法や雪の上に残った足跡等を頼りに群れを追跡し、直接個体数を数え上げるという方法で行われています。

調査地は大間町、佐井村、風間浦村の3か所で、私は前半に大間町、最終日のみ佐井村に配属されました。

 

初日は主に尾根上を歩いて調査でした。今年は例年と比べて雪が少なく、尾根に上がっての調査となったのですが、露頭が多く、風も強くなってきたために、手がかじかむ中転落しないように気を付けながら歩き続けるという初日にしてはかなりハードな行程でした。

2日目も主に尾根上での調査でした。この日は初めての痕跡となるサル糞のほか、カモシカ糞も見ることが出来ました。一緒に踏査をした方から、長年のサル調査の歴史やそこからわかってきたこと、さらには野生動物に関する仕事についてなど様々なことを教えていただきました。また帰り際には実際にサルを目視し追跡できました。カウントできたのは4頭でしたが、実際には5頭の群れとのことでした。


見つけたサル糞、どこにあるでしょう


カモシカにも出会えました

大間での調査の最終日となった3日目は、2日目に別の隊が見つけた発信機がついていない群れをターゲットに踏査を行いました。前日同様雪が少ない中でしたが、林道に残った足跡から追跡を行い、無事に鳴き声などを頼りに無事群れを目視できました。個人的には斜面を上り下りした後に見つけた群れだったので、何とも言えない達成感を味わうことができました。

最終日は朝大間を出て佐井村に移動しての踏査でした。

この日は平野でのサルの活動を観察することができ、大間よりも比較的長時間見ることができたので面白かったです。

夜は大間、佐井ともに豪華な食事を参加した学生たちで作り、食べ、飲むというような形でとてもおいしく、楽しかったです。個人的にはジャガイモをフライドポテトにして食べたのが一番おいしかったです。

末筆ながら、大間のサル調査会の皆様、佐井のサル調査会の皆様、風間浦のサル調査会の皆様、並びに共に踏査した方々に深く御礼申し上げます。

私は今回の下北サル調査を通じ、動物を追いかけて調査することの楽しさを改めて感じることができました。


今回のベストショット


次回のブログもお楽しみに~!

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