お久しぶりです。クマ研一年目のライオンの滑り台です。
今年の冬眠穴調査は3/17~19、25~26の合計四日間行いました。冬眠穴調査では雪山でヒグマの足跡を逆トラッキング(足跡の行く先の反対方向に進むこと)を行いヒグマの冬眠穴を探すため、他の調査よりも慎重な思考、行動が求められます。
調査中、足跡と背擦り跡を観察することができました。特に足跡は面白く、シカを追っているのか歩きやすいからなのか定かではありませんがシカの足跡の上にクマの足跡が続いていました。またシカの足跡は痩せ尾根のほうにも続いておりましたがクマの足跡は、やはり体格からして痩せ尾根を歩くのは難しいのでしょうか、痩せ尾根の手前のほうで方向転換して元の道に戻るようについておりました。また親子クマの足跡を観察することもできました。単独の場合よりも密に足跡がついており、足跡の大きさもかなり違っていました。
背擦りにはなぜか何匹かナガカメノコテントウ?が巻き込まれ、死んでいました。背擦りはついている毛や樹液の状態からして大体一年ほど前のものであり、死体の状態はそこまで欠損があるわけではないので集団越冬中に背擦りされて死んだというわけではないと思うのですが天塩ではこのような背擦り木は見なかったので非常に興味深く思いました。
背擦り跡 樹種はアカエゾマツ
正直なところ、自分が調査を完遂できるかかなり心配でしたが山頂に登れた時の達成感がとても気持ちよく、また山から見る石狩平野は絶景でした。
砥石山から見る石狩平野
また冬眠穴調査は足跡の経路がわかるため、ヒグマの行動パターンを間接的に見ることができるのが楽しかったですし今まで参加した調査の中で一番楽しかったです。しかし、そう思えるのも先頭を歩いて歩きやすくしてくれた先輩方のおかげですし、反省点も多かったので来年までにはそこをしっかりと修正してこれから入ってくるであろう一年目にもこの面白さを伝えられるようにしたいです。あと自分がクマ研に在籍している間には一個でもいいから自力で冬眠穴を見つけたいものです。
クスサンの繭 そこら中にごろごろ落ちてた



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