初めまして、北大クマ研1年のじょうじです。
クマ研では今年、定点カメラを仕掛けヌタ場に来る生物を調査しています。今回は6月13日、14日に天塩研究林で行ったカメラ点検について紹介します。
1日目のミッションは、林道をたどっていきカメラの近くにあるピンクのテープが付いた木を見つけ、カメラとヌタ場を点検することでした。この日は快晴で、青々とした草木の中を歩くのは非常に気持ちが良かったです。まず林道を歩いていると、タヌキの貯め糞を見つけました。前を見ると、少し先にこの糞の生産者と思われるタヌキがいました。ほかにも歩いていると道の前方にシカの群れがいました。まっすぐこっちを見てなかなか逃げませんでした。エゾシカはとても大きく群れでいるとその迫力に圧倒されました。2つ目のカメラのところで、モウセンゴケ科の食虫植物に蚊がかかっているのを見られたのが嬉しかったです。本題のカメラは見つけるのに大変苦労しましたが、他の隊の協力もあり、なんとか2つとも点検することができました。無事1日目を終わることができてよかったです。
2日目は、主に沢を歩きました。2日目のルートは1日目のルートよりも食痕や糞、足跡などといった多様なクマの痕跡を見つけることができました。沢に行くまでの林道ではクマの糞を2つ見つけることができました。クマの糞は量の多さに驚きました。1日目に見つけた他の動物の糞とは違う嗅いだことのないニオイがしました。今回見つけた2つのクマ糞は草本を食べたものでしたが、食べている内容物によってニオイが変わるのか気になりました。今後の調査でも注目してみたいポイントです。林道から沢に行く道はなく、道なき斜面をフキとササをかき分けながら降りていきました。やっとの思いで沢に降りて周りをみると、空が遠くて、自分がとても小さく感じました。涼しい沢を歩くのは、林道を歩くより歩きやすかったですと言いたいところなのですが、沢ではつるつると石の上が滑りたくさんこけました。ある程度の速さで歩いているのになんで先輩がこけないのか不思議でした。慣れかなーとか思ったのですが、他の1年目もあまりこけてなかったので、どうやら私が歩くのが下手なだけだったようです。沢では、サンショウウオの幼体やイワナの稚魚を見ることができました。シカの足跡はもちろん、ヒグマの足跡も4つほど見つけました。2日間で様々な生き物や痕跡を観察できてよかったです。今回初めてクマ研の調査に参加して、地図が全く読めず先輩の後をついていくことしかできず、正直悔しかったです。夏の調査も頑張りたいです。楽しみです。
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| 調査中に発見したヒグマの糞 |
次の更新もお楽しみに!


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