2026 夏天塩調査

 初めましてクマ研1年目のンチュです。

今年の夏天塩調査は8.10-8.24の15日間行われており、私は8.10-8.17日までの8日間参加しました。

夏天塩調査では、北大の研究林内のクマ研が定めた20以上のルートを基本2~3人で周り、そのルート内でクマの糞や足跡、背こすり跡や爪痕、食痕などを記録するというクマ研の毎年の調査と夏天塩隊長の調査で、フキの群落を調べるという調査を主に行いました。また防鹿柵を用いたフキの資源量に関する調査とカメラ調査も同時並行で行われていました。

踏査1日目、自分はこの防鹿柵の調査に立ち会い、防鹿柵を設置したコドラートとそうでないコドラートに生えているフキの数と鹿による食痕の数を比較しました。この防鹿柵の撤去とコドラート内の刈り取ったフキを運搬する作業が非力な自分にはきつかったのですが、体力のある同期と先輩方のおかげでなんとか終えることができました。

踏査2日目以降は沢を歩いたのですが、春に行った沢とは打って変わって水量が少なく水温も低すぎず気持ちよかったのですが、ササが強くなっていて歩きにくくなっていました。


今回ンチュが行った沢


ルートによってはササに囲まれて基本中腰で、所々で四つん這いになる必要のある沢もありました。個人的には河西と河東で土壌の酸性塩基性などのphが異なりそれに伴ってみられる樹種や地質が異なっていたのは面白かったです。

自分が踏査したルートのうちの1つでは、車に乗り込む前にダニチェックをすると、自分の体に10匹前後のマダニ、ほかの隊員にもそれなりの数付いていて驚愕しました。またマダニは咬むまでにやわらかくて咬みやすい場所を探すために移動するため、半日くらいかけて咬むと聞いていたので咬まれはしていないだろうと思っていたのですが、見つけた時にはすでに数匹かには咬まれていました。ここで自分は次に藪に入る調査に入るときはダニよけを持っていこうと心に誓いました。咬んでいたダニはダニリムーバーを用いて除去しました。そして見つけたダニは、火であぶったり、石で擦り殺したりして車に持ち込むことを防ぎました。咬まれてからダニによる病気について調べたのですが思ったよりも深刻で戦慄したことを覚えています。

今回ンチュから出てきたダニの一人

夏天塩調査はクマ研で1番人が集まる調査で、クマ研内でも普段話したことのない人や他大学の人も参加していて、その人たちとの共同生活は新鮮で、その人達と普段しない会話をしたり、花火をしたり、みんなで外に出て夏天塩調査の期間とちょうど被っていたペルセウス流星群をみんなで眺めたり、ブログを書いている今も夏天塩調査が昨日のことだったかのように鮮明に思い出されます。

ンチュが見た夜空

前の隊員によってしなったササに鞭打されたり、ササに潜んだイラクサが藪漕ぎ中に刺さったり、大量のアブに追っかけられたりと当時は厄介で疎ましく思っていたものまで、野趣に富んでいて猛々しかったなと、恋しく思われます。また夏天塩調査に参加できたらなと思います。

次回の投稿もお楽しみに!

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